今回ご紹介するのは、道路の側溝の模型です。

コンクリートの側溝の模型 なんで模型が必要なの??

なんて思われる方もいらっしゃると思います。

コンクリート製品を製作販売する企業って結構多く、それぞれ独自に開発した性能・デザインなどがあり、様々な展示会でご紹介されているそうです。

そんな展示会に、実物のコンクリート製品を持ち込もうとすると、それはそれは大仕事

かなりの重量物をテーブルに乗せて展示なんで、出来ません。

と言うことで、弊社で製作させて頂いた縮尺1/2のコンクリート側溝模型は、全て紙製です。

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動画はこちら

では 作り方のご紹介です。

先ずはCADで設計図を作り、レーザーカッターで材料をカットしていきます。
カットする材料は、パウダーボード(硬質圧縮紙)。
カットした材料を組み立てていきます。
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堅い紙を曲線に曲げるには、カーフベンディングとかリビングヒンジとか言われている技法を使い、細かい線をレーザーカットしていきます。
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木工ボンドが固まったら、サフェーサー(下塗り)塗装をします。
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パテを塗って表面を整えます。
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コンクリートの色合いに近づくように、色を重ねて出来上がりです。
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塗装でコンクリートの質感に近づけるのは、石の質感を再現するよりも少々難しかったです。

でも、次はさらに質感アップを目指します。

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